自律神経と副交感神経 3

query_builder 2020/12/21
ブログ
ねここ家 施療院

こんにちは 小諸市でツボおし 整体院を開いている、ねここ家施療院です。

前回の続きで自律神経が副交感神経に傾くと免疫力アップにつながるのか、お話ししていきたいと思います。


免疫力があるというのは、「丈夫で病気をしない・病気にかかっても治りが早い」と云うことです。

免疫力がその人にあるかどうかは、白血球に占めるリンパ球の状態を調べる事でわかるようになりました。

白血球は、役60%が顆粒球、約35%がリンパ球、約5%がマクロファージです。

リンパ球を活性化する神経は、くつろぎ休む時に働く副交感神経です。

リンパ球は、侵入してきたウィルスや異種タンパクなどの小さい異物や抗原抗体反応などで食い止める働きがあります。リンパ球は細胞膜の上にアセチルコリン受容体と云うものを持っていて、これが副交感神経からの命令を受けることになります。

アセチルコリンは血管の拡張を行う神経組織に含まれ、ストレス・睡眠不足などで副交感神経が働かなくなると、血行が悪くなり、アセチルコリンが発生せず、リンパ球が減少し、免疫力が低下して体調を崩す事になります。

健康な人の白血球に占めるリンパ球の割合は35%から40%で、病気を撃退できる安全圏です。深部体温も約37度(脇の下の体温36度以上)が免疫力が発揮できる健康体温です。温泉療法や半身浴などで体温を上げることでリンパ球が増えて免疫力が高まる理由がこれです。

前回書いた、整体・指圧・鍼灸・マッサージなど手技療法は自律神経を調整し、交感神経に偏りがちな神経を、副交感神経を優位にしリンパ球を増やして免疫力を高める作用があると云うことになります。

ご自宅で簡単にできるものとして、お風呂でしっかり身体を温める、暖かい食べ物・飲み物をとる(ショウガやゴボウ、カボチャなど、あとお肉も脂身の少ないものを取るのもおすすめです。唐辛子系統は、食べた時は身体が熱く感じますが、薬膳の中では身体を冷やす部類になるので食べ過ぎに気をつけた方がいいと思います)

これが毎日続けられて、お手軽な方法だと思います。


今日は、12月21日冬至の日です。日の入りの時間も少しずつ伸びていきますが、季節の変わり目ともいえると思います。体調を崩さないよう、免疫力を高めて過ごしていきましょう。

気になることや、聞いてみたいことがあれば、小諸市 ツボおし 整体ねここ家施療院にお気軽に相談ください。

お待ちしていります。

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